弓の毛替え料金の比較(バイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバス)
島村楽器の弓の毛替え料金は、モンゴル産スタンダードでバイオリン¥7,700〜、ヴィオラ¥8,200〜、チェロ¥8,800〜、コントラバス¥11,000〜です。金額はすべて「〜」付きの下限額で、実際の見積もりはこれ以上になることがあります。
毛替えは、弓に張ってある馬の毛を新しいものに取り替える修理です。このページでは、毛の産地とグレードで分かれた料金を4つの楽器で比較します。
- 4つの弦楽器すべてで、いちばん安いのはモンゴル産スタンダードです(バイオリン¥7,700〜、コントラバス¥11,000〜)。
- いちばん高いのはルッキ(Lucchi)です(バイオリン¥19,800〜、コントラバス¥25,000〜)。同じ産地・グレードなら、楽器が大きいほど高くなります。
毛替え料金の一覧(産地・グレード別)
| 毛の産地・グレード | バイオリン | ヴィオラ | チェロ | コントラバス |
|---|---|---|---|---|
| モンゴル産 スタンダード | ¥7,700〜 | ¥8,200〜 | ¥8,800〜 | ¥11,000〜(白毛・黒毛とも) |
| モンゴル産 デラックス | ¥9,900〜 | ¥10,700〜 | ¥12,100〜 | ¥15,000〜 |
| モンゴル産 スペシャル | ¥13,200〜 | ¥14,000〜 | ¥15,800〜 | ¥18,000〜 |
| シベリア産 | ¥9,900〜 | ¥10,700〜 | ¥12,100〜 | ¥15,000〜 |
| カナダ産 | ¥11,000〜 | ¥11,800〜 | ¥14,000〜 | ¥16,500〜 |
| イタリア産 スペシャル | ¥16,500〜 | ¥17,100〜 | ¥18,800〜 | ¥20,800〜 |
| ルッキ(Lucchi) | ¥19,800〜 | ¥20,900〜 | ¥22,000〜 | ¥25,000〜 |
出典: 島村楽器 弦楽器リペアの料金表(バイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバス)(確認日2026-10-28)。各料金表に「表示価格は全て税込価格です」とあり、表の金額は税込です。
表から読み取れる違い
いちばん安い組み合わせは、バイオリンのモンゴル産スタンダード(¥7,700〜)です。いちばん高いのは、コントラバスのルッキ(¥25,000〜)で、その差は¥17,300です。
同じ産地・グレードで楽器を比べると、バイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの順に高くなります。モンゴル産スタンダードでは、バイオリンとコントラバスの差が¥3,300です。
モンゴル産デラックスとシベリア産は、4つの楽器のどれでも同じ金額です(バイオリン¥9,900〜、ヴィオラ¥10,700〜、チェロ¥12,100〜、コントラバス¥15,000〜)。この2つのどちらが毛として優れているかは、料金表からは分かりません。
コントラバスのモンゴル産スタンダードには白毛と黒毛があり、どちらも¥11,000〜です。
弓の修理で毛替えの次に出てくる料金
同じ料金表には、弓の先端の部品の交換(チップ交換)と、持つところの革の修理(革巻き)も載っています。チップ交換と革巻き直しはパーツ代込みです。
| 項目 | バイオリン | ヴィオラ | チェロ | コントラバス |
|---|---|---|---|---|
| チップ交換(プラスチック材) | ¥8,800〜 | ¥8,800〜 | ¥11,000〜 | ¥11,000〜 |
| チップ交換(天然牛骨) | ¥22,000〜 | ¥22,000〜 | ¥24,200〜 | ¥24,200〜 |
| 革巻き 剥がれ接着 | ¥1,100〜 | ¥1,100〜 | ¥1,100〜 | ¥1,100〜 |
| 革巻き直し | ¥3,850〜 | ¥3,850〜 | ¥4,400〜 | ¥4,400〜 |
出典は上の表と同じ島村楽器の料金表(確認日2026-10-28)。
この表の読み方と未確認の点
表の金額は島村楽器の料金です。山野楽器など別の店の料金とは混ぜていません。分数サイズ(子ども用の小さな楽器)の弓の料金は、このページには載せず、分数の弓の料金のページにまとめています。
毛替えの頻度と替え時のサイン
島村楽器イオンモール大高店の弦楽器スタッフの記事(2025年2月24日公開、弓の毛替えセルフチェック、確認日2026-10-21)では、毛替えは演奏頻度によるが一般的に半年から1年ほどで交換するとされています。毎日は弾かない趣味の人には最低でも年1回、プロの演奏家には3〜4か月に1度替える人もいる、とも書かれています。
同じ記事が挙げる替え時のサインは5つです。
- 毛を緩めきっても毛が長く伸びたまま
- 毛の根元が黒ずんでいる
- 毛の色が全体に黄ばんでいる(弾かなくても毛は劣化する)
- 切れて毛の本数が減り、音が出にくい
- 前回の毛替えから1年以上たっている
年に何回頼むと合計いくらか(計算例)
年間の毛替え料金は、1回の料金に年間の回数をかけて求めます。表の金額は「〜」つきで、その金額からの料金です。
- バイオリンの弓をモンゴル産スタンダードで年1回替える場合: ¥7,700×1回=¥7,700〜。
- バイオリンの弓をモンゴル産スタンダードで年2回替える場合: ¥7,700×2回=¥15,400〜。
- チェロの弓をモンゴル産スタンダードで年1回替え、革巻き直し(¥4,400〜)も頼む場合: ¥8,800+¥4,400=¥13,200〜。
毛の産地やグレードを上げると1回あたりの料金が上がります。全楽器の年間維持費は試算ツールで確かめられます。
あわせて見る
弓ではなく本体にかかる工賃は、楽器別の弦交換工賃と弦楽器の本体修理料金で比較できます。
各楽器の維持費: バイオリン/ヴィオラ/チェロ/コントラバス/楽器横断比較表
弓の毛替え以外の弦楽器の修理工賃は、修理・調整の工賃ページ一覧の弦楽器の欄から探せます。
よくある質問
弓の毛替えはいくらですか?
島村楽器の料金表では、モンゴル産スタンダードの毛替えがバイオリン¥7,700〜、ヴィオラ¥8,200〜、チェロ¥8,800〜、コントラバス¥11,000〜です(確認日2026-10-02、いずれも下限額)。
毛の産地やグレードで料金はどれくらい変わりますか?
バイオリンでは、モンゴル産スタンダードの¥7,700〜からルッキ(Lucchi)の¥19,800〜まで、7つの区分があります。コントラバスでは¥11,000〜から¥25,000〜です。モンゴル産デラックスとシベリア産は、4つの楽器のどれでも同じ金額です。
毛替えは何か月ごとにすればよいですか?
島村楽器の店舗記事(2025年2月公開)では、演奏頻度によるが一般的には半年から1年ほどで交換するとされ、毎日は弾かない趣味の人でも最低でも年1回が勧められています。プロの演奏家には3〜4か月に1度替える人もいます。全店共通の公式基準ではなく、1店舗のスタッフの目安です(確認日2026-10-21)。替え時のサイン5つは「この表の読み方と未確認の点」の節に載せています。